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スタッフのひとりごと

愛知県のNPO ~こころの居場所~のスタッフのひとりごとです。スタッフの気持ちや思いを綴っています。

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悲しいなぁ・・・

2005年4月25日…
JR西日本のA駅で大きな列車事故がありましたね。

先日,NHKの番組で,当時,列車の損傷が一番ひどかった2番目の車両に乗っていた男性と
その方の配偶者の方のドキュメントを放送していました。
男性は,奇跡的に助かったのは,何か意味があるのだろうと,生き残った使命感から,
亡くなった方の最後をご遺族にお伝えするために,当時の現場の様子を再現するため,
生き残った方や救助した方から詳細に様子を聴取し,事故マップを作っていったそうです。

しかし,一般的に,訓練を受けていない方が,惨事の様子をリアルに聞き過ぎると,
衝撃が強すぎて,しばらくしてから心に傷を負ってしまうことがあります。

訓練を受けている心理職や医療職,公安職,消防,自衛隊の職員の方であっても,
繰返しショックな出来事にさらされたり,疑似体験してしまうと,脳の疲労感が強くなり,
惨事特有の症状が出たり,一時的にうつっぽくなることがあります。

番組に出られていた男性の妻は,惨事の場面を繰返し聞き,ご遺族の悲しみに寄り添い,
JRに対する怒りやネガティブな感情に苦しむご遺族をケアし続けたため,段々と疲弊してしまい,
ついに,力尽き,ご自身がメンタルヘルス不調になってしまったようです。

その発症のきっかけとなったのが,仲良くしていたご遺族の自死だったようです…

そのご遺族は,最愛の恋人を事故によって奪われてしまったそうです。
事故から約1年後,事故を起こした会社への恨みを遺書につづって,自ら命を落とされた…

男性の妻は,「彼女をなぜ助けてあげられなかったのだろう」と…
遺品であるクマのぬいぐるみを大事にそうに手に取り,話をされていました。

事故の疑似体験による心的外傷に加え,
親しい友人を自死で亡くしてしまった悲しみ…
うつ状態になってから10年以上経つようですが,
まだまだ,苦しい気持ちは癒えていかないんだろうな…と思って番組を見ていました。

事故も,自死も,突然大切な人がこの世からいなくなるのは,本当につらいことですよね。


癒しのクローバー3






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